
ロゴ制作・ロゴデザインを依頼するならsynchlogo(シンクロゴ)
COLUMN
【目次】
1.かっこいいロゴにした方がいいのはどんな場合?
2.かっこいいロゴを作る3つのポイント
3.有名ロゴ事例から学ぶ、かっこよく見える定番ロゴデザインテクニック
4.おわりに
ロゴ制作を依頼する時、どんなロゴにしたいかリクエストすると思います。「おしゃれなロゴ」や「かわいいロゴ」など色々ありますが、その中でも「かっこいいロゴ」にして欲しいというのは特に多いリクエストです。
そこでなぜかっこいいロゴにしたいのかお客様に聞いてみると、
・社会的信用を得たいから
・スマートなイメージを持たれたいから
・競合に負けないブランド感が欲しいから
といった意見が最も多く、主にビジネス目線でロゴ作りを考えられている方がかっこいいロゴを求めているようです。もちろんどんな場合でもかっこよくすればいいという訳ではなく、たとえば子供向けの衣類を扱う店や、ペットショップ、福祉関係の会社に「かっこいいロゴ」はあまりマッチしません。もちろんこれらにも社会的信用やスマートなイメージ作り、競合に負けないブランド感は必要ですが、それよりも「親しみ」や「やさしさ」といった別のイメージの方が優先されるはずです。
では「かっこいいロゴづくり」を最優先にすべきなのはどんな場合においてでしょうか。ここではそれを業種別に紹介していきたいと思います。
◆医療系
先端医療や最新の医療方法を採用している病院・クリニックや、研究を生業とする会社など、先進的な何かを行っている医療関係のロゴにはぴったりだと思います。「かっこいい=新しさ」というイメージの繋がりが得られ、信頼感や清潔感も感じさせることができるからです。一方、地域医療や町のお医者さんなどですと、「かっこいい」よりも「親しみ」や「安らぎ」といったデザインの方向性を優先させた方が良いのではないでしょうか。
◆士業
士業とは、弁護士・会計士・税理士・行政書士・司法書士などのことですが、その中でも顧客が主に企業である場合にはかっこいいロゴが相応しいと思います。顧客に対してスマートなイメージを与えることができ、企業との取引に慣れている雰囲気を作り出すことができるからです。一方、個人を相手する士業の方々の場合は、「親しみやすさ」を感じられるロゴの方が相応しいように思います。
◆建設業
個人向けの住宅を提供する住宅メーカーや工務店を除き、建築関係・土木関係の建設業のほとんどにかっこいいロゴは適していると思います。インフラを作ったり、街を作ったりなど、「誇り」を持って仕事していることをロゴでイメージさせることができるからです。
◆スポーツ関係
スポーツジムやスポーツに関する商品開発・販売をする会社のロゴにも合うと思います。スポーツにはそもそも「理想の自分になる」というマインドがあり、その「理想」の姿とはすなわち「かっこいい自分」であるからです。ナイキやアディダスなど有名スポーツブランドのロゴのデザインが押し並べてかっこいいデザインなのも、きっとそういった理由があるからだと考えられます。
◆IT系
技術やテクノロジーの更新・進歩が早いIT系にかっこいいロゴはきっとぴったりでしょう。特にスピード感のある先進的な雰囲気のロゴは特にマッチすると思います。常に最先端を追いかける世界で仕事をするさまは、まさに「かっこいい」の一言で表現できるものと考えます。
◆美容系
ヘアサロンなど美容系のお店や会社は、スポーツ関係と同じく「理想の自分になる」というマインドがあり、同様にかっこいいイメージが相応しいと言えるでしょう。。男性・女性を問わず、かっこいい姿を実現することが仕事であるため、かっこいいヴィジュアルがしっくりくるは当然かもしれません。
◆飲食関係
飲食店の中でも高級店など、ハイクラス・スタイリッシュなところにはカッコいいロゴが必要だと思います。かっこいいロゴを掲げることで、「ウチの店は高級店だ」というメッセージ代わりにもきっとなるでしょう。一方、大衆的なお店やファミリー相手のお店には親しみのあるロゴの方が合っているかと思います。
次は、実際にかっこいいロゴを作るにはどんなことに気を付ければよいかについて解説していきたいと思います。
まずはじめに意識しなければならないのは、「顧客やユーザーが感じるかっこよさを追求すること」です。なぜならロゴを見るのは顧客やユーザーであり、クライアントやデザイナーではないからです。またそのロゴは、競合相手や世の中の同種・同類の会社やお店のロゴのかっこよさと比較されます。自分はかっこよく作ったつもりでも、他と比較して劣っていると、そのロゴはかっこいいとは思われないかもしれません。そうならないようにするには、ロゴのかっこよさでも差別化を図る必要があり、そのための気を付けるべきポイントをいくつか紹介していきたいと思います。
「かっこよさ」は時代によって変わります。昔はかっこいいと思ったデザインのロゴも、今見ると古臭く感じることもしばしばです。それは、ロゴのデザインにも流行やトレンドがあるからだと考えられます。歴史の長い大企業でも、時代に合わせてロゴのデザインを変えているところはたくさんあり、100年使っているロゴは、ロゴにかっこよさを求めているのではなく、歴史の重みを大切にしようとしているのだと思われます。「かっこいいロゴ」を維持するには、時代によって変えていくことも視野に入れておくことが必要でしょう。
流行やトレンドを追いかけると、その時代に流行っているデザインを倣ってロゴを作りたくなるものです。しかしあまり似せ過ぎると差別化ができなくなるだけでなく、場合によっては商標権や著作権に抵触する可能性もあるので注意が必要です。
近年大企業のロゴはシンボルマークをなくし、ロゴタイプのみのロゴにするのがトレンドになりつつあります。しかし各社デザインにオリジナリティがあるのは字体をかなり工夫しているからです。このように全てを真似するのではなく、「ロゴタイプ形式」だけ取り入れるなど、流行・トレンドのエッセンスを上手く使ってオリジナリティ溢れるデザインを考えるようにするとよいでしょう。
実際にデザインをしていると、他のかっこいいロゴと差をつけたいあまり、様々な技法や見せ方をたくさん盛り込みたくなるものです。しかしやり過ぎてしまうと、かえって何を表現したかったのか、何を伝えたかったのか分からなってしまい、ロゴの本来の機能を失わせてしまうかもしれません。色々やりたくなるのはやまやまですが、できるだけデザインはシンプルにし、分かりやすいかっこよさを追求するようにしましょう。
2では、かっこいいロゴ作成のポイントを説明しましたが、ここではもう少し詳しく、どのような形や色にすればロゴがかっこよく見えるようになるか、事例を交えながらそのデザインテクニックを紹介していきたいと思います。流行やトレンドももちろんチェックしなければなりませんが、ここでは定番のデザインとされているテクニックを挙げていきたいと思います。
エッジを利かせたシャープな形にすると、スピード感や未来感のあるかっこよさが生まれてきます。対称的な形にも、動きのある形にも合うため、色んなバリエーションがデザインができます。
直線や放物線、円や多角形などの図形を使い、規則性のある形にすると整ったかっこよさになります。その形にした意味や理由が伴うと、より洗練させたロゴへ仕上がっていきます。
陰影をつけたり、遠近感作ったりすることで、立体感や空間を感じさせる印象的なかっこよさができます。リアルな図形に近づけたり、あえて現実にはない形にしたりすると、特徴的な雰囲気が醸し出てくるでしょう。
対比を効果的に使った形・色でデザインすると、メリハリの利いた、緊張感のあるかっこいいデザインが出来上がります。様々なデザインに取り入れることができる、使いやすいテクニックではないかと思います。
徐々に変化する色を効果的に使うことで、エモーショナルなかっこよさを演出することができます。複数の色が使えるため、配色の組み合わせは無限に考えられるでしょう。また色は人の記憶に残りやすいため、オリジナルなかっこよさが作りやすいテクニックです。
いかがでしたでしょうか。
かっこいいロゴといっても様々な作り方、表現の仕方があるのがお分かりいただけたかと思います。
かっこよく作ったロゴを掲げ、ビジネスをより加速していきましょう。
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