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「炎」の形に徹底的にこだわったロゴデザイン

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1.会社概要

創業は明治41年の「茂木鍛治屋」まで遡る、非常に歴史ある会社です。鍛冶屋からスタートした同社は、第2次オイルショックの時に木質燃料の需要が増えることを見越し、省エネ・リサイクルに注目した「おがボイラ」の開発をきっかけに環境ビジネスのスタートを切りました。昭和61年には家庭用焼却炉を開発し、国内最後発ながら7年で販売実績日本一を記録。現在は、長年の燃焼哲学の結実である「茂木プレート(日独米中特許)」による三次燃焼方式を採用した無煙薪ストーブや、誰でも手軽に短時間で大量の炭がつくれる無煙炭化器を開発するなど、炎から環境を良くする製品づくりに取り組んでいます。

▲製品ラインナップ(モキ製作所Webサイトより)

2.ロゴへの想い

今回同社がロゴを一新しようと考えた理由は、これまでのロゴの炎の形が製品の特徴的な燃え方を表現できていないから、というものでした。MOKIの製品は煙をほとんど出さない、未完全燃焼のカスである灰が少ないなど環境に対して優しいことが特徴で、その理由こそ同社の炎が高温燃焼で勢いよく燃えるというところにあります。炎に対するこだわりには長い歴史があり、その技術と経験により「MOKIでしか作り出せない炎がある」と唐木田社長は語ってくださいました。また現会長である先代は「MOKIの薪ストーブは景気良く燃えているから無煙なのだ」と事あるごとに言っており、誇りを持って「MOKIの炎」を作り出していることがうかがえました。

▲これまでのロゴ

3.MOKIらしい炎の形とは

こういった経緯でMOKIならではの「炎」のロゴ制作がはじまった訳ですが、国内・国外の同業他社のロゴを調べると、炎をモチーフにしたものはかなり多く、炎の形をかなり特徴的にしなければ差別化できないことが分かりました。その差別化する方法は当然、MOKIならではの「景気よく燃えている炎の形」をデザインしていくことでしたが、同時にロゴとして形のシンプルさも求められたため、検討は一筋縄ではいきませんでした。

特に頭を悩ませたのは、デザインを作るたびにその炎の形がMOKIらしいものになっているかどうかがデザイナーには分からないということです。ロゴとしてシンプルな形にまとめつつ、「景気よく燃えている」表現を何度も手探りで試みましたが、それが正解の形かどうか分かるのは炎を作り出しているMOKIの皆様方だけでしたので、ラフスケッチ・デザイン案をご覧頂く度にアドバイスを頂くようにしていました。

▲ラフスケッチ
▲提案したデザイン案

4.直感で選んだものが最良の選択

普段行うロゴデザインの仕事の場合、デザイナーは毎回出した案のどれが選ばれても良いようにしているため、決定案を選んだ理由はクライアントによるものとなります。ただ今回の場合はコンセプトの違いや異なるデザインの方向性がある訳ではなく、「景気よく燃える炎」になっているかどうかという1点のみが決定基準だったため、最終案の決定理由は「案を見た瞬間にピンときた」というものでした。

しかしこれは簡単なようでそうでなく、3つ4つの案の中から選ぶようなことは決してではできません。直感とは言えども、比較対象となる案がなければ優劣をつけることはできず、コンセプトもデザインの方向性も同じ案であればなおさら少ない案から選ぶことはできません。デザインに明確な差こそないけれども、「何となくこっちの方がMOKIらしい」と比較できるだけの数を揃えてはじめて直感で選べる状況ができたのです。

こうして完成した「景気よく燃える炎」のロゴ。
今後も会社・製品とともに、長く受け継がれていくことを願っております。

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