ロゴ制作・ロゴデザインを依頼するならsynchlogo(シンクロゴ)
PREPARATION
ロゴはめったに作る機会がないものです。ですので周りにロゴ制作経験者はなかなかおらず、依頼する前にどんな準備・確認をしておけばよいか教えてくれる人もそういないのではないでしょうか。そこでロゴ制作を始める前に準備・確認しておくと良いことをいくつかご紹介したいと思います。
様々なプロモーションツールやビジネスツールの中で、ロゴは最初に作るものであるため「時間には余裕があるはず」とのんびり構える方が多く見られます。ですがそういった方々ほどその後のスケジュールをきちんと確認しておらず、ロゴ完成後に焦る姿を何度もお見かけいたします。ある起業した方の例を挙げると、起業後初めて営業訪問のできる日が決まっていたため、名刺とパンフレットをその日までに準備する必要がありました。ところがそれらのデザインや印刷に必要な時間を把握しないままのんびりロゴを作ってしまったため、その後かなりの短期間で準備をする事態になってしまったと後日談で伺いました。
名刺やパンフレットなどの印刷物は、印刷所や配送業者のスケジュールもあり、ロゴのようにデータをメールですぐに納品という訳にはいかないため、スケジュールの事前確認は必ず行うようにしましょう。そうして逆算していくと、自然とロゴの希望納品日も見えてくると思います。
ロゴは企業の顔となるものですので、ロゴのデザインをその組織のトップや役員の方々が直接確認や決定することも少なくありません。また宣伝部や広報部、商標が絡む時は法務部や知的財産部など、プロモーションに関わる関係各所との調整が必要になってくることもあります。デザインの確認や決定をする方が忙しい役職である場合や複数いる場合は、事前に打ち合わせや会議などのスケジュールを整えておくと良いでしょう。ロゴは想像以上に様々な確認先が出てくるので、早めに準備をしておくことをお勧めいたします。
ロゴはパソコン上にてAdobe Illustratorというソフトで描かれ、さまざまな形式のデジタルデータにて提案・納品データを送ります。この時お客様は、そのロゴの色をモニター上やプリンターで印刷したもので確認されると思います。しかしここで注意したいのが、モニターの種類やプリンターの種類によって色が微妙に違って見えるおそれがあるということです。モニターの方は、輝度や明るさ、彩度の設定によって見え方が変わることがあります。またパソコンのモニターに加え、最近ではスマートフォンやタブレット画面での確認も必要かもしれません。プリンターについては、メーカーおよび印刷方式(インクジェットプリンターかレーザープリンターか)によって発色が異なってきます。また印刷に使用する紙質によっても違いは出てくるでしょう。
経験上、モニターで違いを感じる方はあまりいらっしゃらないようですが、印刷の方は時々気にされる方がおられます。では印刷の方はどのように確認するのが一番良いかというと、名刺やパンフレットなど、ロゴを使う予定のツールを印刷するプリンターや紙質を事前に確認、もしくは印刷会社をあらかじめ調べておくと良いでしょう。それらが難しい場合は、ツール制作時にテスト印刷を行い、希望とは違う発色だった場合はデザイナーに色調整を再度行ってもらうようにすることをお勧めいたします。
これはプロモーション全体にも関わる話ですが、その中でもロゴは特に競合相手と差別化したくなるものだと思います。同業や同種の商品・サービスですと、色や雰囲気、デザインの方向性が似てきてしまうことも少なくありません。ですので事前に競合相手のロゴ、またプロモーションの方向性などを確認しておくと良いでしょう。もちろんデザイナーもそのあたりは調査するのですが、専門的な領域、ニッチな領域であればあるほど調べきれないところがどうしても出てきてしまいます。ですのでお客様の方である程度準備しておいて頂けるとデザイナーはとても助かると思います。
その他、イメージや表現したいこと、モチーフやテーマカラー等、デザインに直接関係することについても準備・検討しておくとロゴ作成がスムーズに進みます。事前にどのようなことを考えておくとよいかについて、こちらの「ロゴ作成におけるヒアリングの一例紹介」のコラム記事をご覧頂くと参考になるかと思います。
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