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ロゴ制作・ロゴデザインは誰に頼めばよいか?

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1.ロゴの制作・デザインができる職種は?

ロゴはデザインの中でも「グラフィックデザイン」というジャンルの範疇に入るため、「グラフィックデザイナー」を名乗る職種の方はロゴの制作・デザインができると思います。また、近年ではグラフィックデザイナーの中でもロゴを専門とする「ロゴデザイナー」を名乗る方も出てきましたが、デザイン業界の中でその呼び名はまだあまり浸透していないようですので本当にその人が専門家かどうかは注意して見る必要があると思います。

また他にも、グラフィックデザインやその周辺のデザインを学んだ、他のデザイン業を生業とするクリエイターがロゴの制作・デザインを請け負うこともあります。つまりロゴの制作・デザインができる職種はひとつではなく、様々な人ができるのです。

ではどの職種の方にロゴの制作・デザインを頼むのが最適か、ここではその職種について一つずつ紹介していきたいと思います。

グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーは芸術系・美術系の大学や専門学校を卒業している方が多いほか、建築系の大学や専門学校卒という方もいます。また少数ですが、デザインとは無縁のところからキャリアをスタートさせた方もいますが、その方達は独学でかなり勉強してこられた印象です。

グラフィックデザイナーが扱えるデザインの範囲は広く、名刺・パンフレット・チラシ・バナーなど情報のレイアウトを中心にデザインするものから、ポスター・屋外広告物・Webヴィジュアルといったヴィジュアル制作やコラージュといったセンスやテクニックが必要なデザインものまで多種多様です。

ですのでデザインに関する知識や経験、スキルを広く、多く持っており、それらを総合的に使ってデザインできるのがグラフィックデザイナーのロゴ制作の特徴といえるでしょう。

イラストレーター

イラストレーターもグラフィックデザイナーと同様に芸術系・美術系の大学や専門学校を卒業している方が多くいます。また絵やイラストを描く趣味が高じて仕事にしたという方も少なくありません。

イラストレーターはその名の通り、イラスト制作を専門とした職業です。よって制作できるロゴも、イラストを用いたもの、あるいはイラストを応用したデザインということになります。

イラストレーターは作風を売りにしているタイプの方と、お客さんの希望のテイストで描くタイプの2種類がいます。ですので、前者が作るロゴはその方の作風で仕上がりますし、後者の場合はある程度希望のテイストで作ってもらうことができるでしょう。

DTPデザイナー

DTPは「Desktop Publishing(デスクトップ パブリッシング)」の略で、パソコンで印刷物のデータを制作することです。つまりDTPデザイナーとはパソコンで印刷物をデザインするデザイナーのことで、グラフィックデザイナーも同様のことは行いますが、イラストや写真、原稿等の情報整理を行い、紙面にレイアウト・デザインしていくのがより得意な方たちです。

DTPデザイナーも、芸術系・美術系の大学や専門学校出身の方が多いですが、スキルやテクニックがある程度確立された分野ですので、デザインを学んでこなかった方が後から勉強して仕事にされてる例も多く見られます。

DTPを専門としているため、名刺や会社案内など、印刷物のデザインと共にロゴ制作を依頼されることがあります。依頼数としてはさほど多くはないと思いますが、デザインの基礎は学習できている方ばかりなので、ある程度のクオリティでロゴを作ることはできるでしょう。

Webデザイナー

Webデザイナーは主にWebサイトをデザインする人です。Webデザインは他のデザインと違い、ユーザーが快適にWebサイトを閲覧することができるかという機能性や操作性まで考えなければならない(UI:ユーザーインタフェース)ため、他のデザイナーとはデザインに対する視点が少し違うことがあります。

Webデザインは美しいグラフィックを仕上げることよりも、機能性や操作性の方に重きを置くことがあるため、Web制作のことを「設計」と表現する場合もあります。

ですのでセンスや感性でデザインするというよりも、使いやすさや機能的であるかどうかという着眼点でロゴをデザインすることが多いと思います。また、昨今ではWebサイトにロゴは欠かせないものになりつつあるため、Webとトータルでデザインを依頼することが増えつつあるようです。

以上4職種のクリエイターを、ロゴの制作・デザインができる方として紹介しましたが、ロゴづくりの経験値、実績の数という点では、グラフィックデザイナーが最も安心して依頼できる相手だと思います。

2.ロゴの制作・デザインに必要なスキルや知識・教養は?

デザイナーやイラストレーターといっても、現在に至る学習や経験は様々で、ロゴの制作・デザインに必要なスキルや知識・教養を皆が等しく備えているとは限りません。

そこでここでは、ロゴ制作者が最低限備えておくべきスキルや知識・教養はどんなものなのかを解説したいと思います。これを知っておくことで、ロゴ制作者の実力がどれほどのものなのか、依頼前に客観的に測ることができると思います。

必要なスキル

ロゴの制作・デザインで絶対に必要なのは、ロゴのデータを作成するためのパソコンソフトが扱えることです。ロゴ制作はAdobe Illustratorというソフトが使えることは必須で、加えて納品するさまざまな形式の画像データへ変換するためのAdobe Photoshopというソフトもある程度使えることが望ましいです。

その他に必須というスキルはありませんが、デザイン検討する際に行う手描きのスケッチに慣れている人だとより良いでしょう。ロゴはラフデザイン検討時にいくつものデザインを考えるのですが、パソコンソフト上でそれをやるとどうしても操作に時間がかかってしまいます。しかしスケッチであれば短時間に数多くのデザインアイデアを出すことができるため重宝します。スケッチは、昔は慣れていて当たり前のスキルでしたが、最近は様々な検討ツールが出たため、手描きスケッチをしないクリエイターがかなり増えているようです。紙にペンやえんぴつで描くのは何よりも早いことから、最も効率的にデザインのアイデア出しをする方法は、今でもやはりスケッチだと言えるでしょう。

必要な知識・教養

図形に関する知識・教養
デザインはケースバイケースなので、こういう図形にすれば良いロゴができるといったものはありません。しかしデザインする上で役に立つ定番の知識はいくつかあり、たとえば黄金比や白銀比といったプロポーションに関することや、ある法則で成り立っている幾何学図形の描き方など、主に数学に基づいた知識はある程度必要になるでしょう。

視覚に関する知識・教養
ロゴはスマホのアイコンやブラウザのファビコンといった非常に小さなサイズから、ビルの上に掲げられた巨大な屋外広告看板まで、ありとあらゆるサイズで使われます。ですので、そのロゴがどう見えるか、きちんと視認できるかどうかについて、図や字の大きさと距離との関係がきちんと考えられる、視覚距離に関する知識や教養が必要となります。

また実際ロゴを作る際、「錯視」や「図と地」といった概念を用いてデザインすると特徴的なロゴができることがあります。こういった視覚的概念に関することは芸術系・美術系大学や専門学校では基礎知識として学びますが、ロゴを作る実践の場でも当たり前のように使われているのです。

色に関する知識・教養
ロゴで使用した色は、対象のブランドカラー・テーマカラーになることが大きく、ブランディングの観点においても非常に重要です。よってその色を決めるためには、色がもたらす効果や影響、どのような色の組み合わせが美しく調和して見えるかといった知識が必要になります。また伝統色や流行色など、時代やセンスに関わる色選びをする上では、様々な色に実際触れて得た教養も必要になってくるでしょう。

商標に関する知識・教養
他者の権利を侵さず、また他人に無断で使用されないロゴを作り、使用するために、ロゴの商標登録を行う方はたくさんいます。商標は、弁理士という専門家に出願から登録までを任せるケースがほとんどですが、商標が取れるデザインにするためには、それに関係する法律や登録までの流れについてある程度知っていないと、上手くデザインを進めることができません。ポイントを知っているだけでも、出願・登録しやすいロゴは作れることがあるため、必要な方は依頼前にどの程度精通しているかを制作者に確認してみると良いでしょう。

3.ロゴの制作・デザインに必要なセンス(感性)とは?

スキルや知識・教養だけでもロゴデザインはできますが、そのクオリティには限界があり、一定のレベルを超えるには制作者個々の感性が必要となります。なぜならロゴは、様々な意味や想いという抽象的なものから、「形」という具体的なものを生み出さなければならないからです。想いや意味をどのような形で表現するのが最も適切かを考えるというのは、スキルや知識・教養の及ぶ範囲ではなく、それまで育てられた制作者個人が持つセンス(感性)に依るところが大きいと思います。

それではロゴ制作者に必要なセンスとは具体的にどのようなものでしょうか?ここではそれについて解説していきたいと思います。

「らしさ」が作れるセンス

たとえばカフェのロゴで、「cafe」や「coffee」という名称が入らず、なおかつコーヒーカップやコーヒー豆といったカフェだと分かるモチーフも用いずに、カフェらしいロゴを作ることはそう簡単ではありません。

「○○らしさ」のあるロゴを作るとは、上記のような直接的な表現をせずとも「○○」がいかに感じられるようにできるかということです。直接的な表現で「○○」だと分かるロゴを作るのはさほど難しくありません。ロゴデザインの上級者になると、ロゴが醸し出す雰囲気や佇まいで「○○」を感じられるようにできます。デザイン力のあるロゴ制作者を探す際は、これが出来るかどうかを過去の制作実績などで確認していくと良いでしょう。

形や色のバランスを独創的に整えるセンス

知識や教養としての形や色はルールに則ったやり方が確立されているため、勉強すればある程度は誰でもできるようになります。しかし、クライアントからそのルールに反した配色や形の要望があった場合はどうでしょうか。確立されたルールに則った方がいい、と勧めるのも一手段ですが、センスある制作者であれば、それを独創的でもバランス良く整えることができます。

これはややアートに近い感性かもしれませんが、ロゴのデザインは時にはそういったセンスが求められることもあります。独創的なロゴを作りたい場合は、型にはまったデザインだけでなく、ユニークながらもバランスの取れたロゴ制作の実績があるかを確認してみると良いでしょう。

意図を深く読み取るセンス

クライアントはデザインに関しては素人であるため、どんなロゴにしたいかをうまく言葉にできない場合がほとんどです。

形や色に関して、クライアントから具体的な指示があれば誰でもロゴは作れます。しかしそうでない場合は、雑談や拙い言葉の中からクライアントの意図を探し、言葉にできない想いを汲んでデザインしなければなりません。言葉をたくさん引き出すコミュニケーション力は訓練である程度はできるようになりますが、その引き出した言葉から推測したり察知したりする、すなわち「読み取る」ことについてはセンスが問われます。

これができる人かどうかの見極めは非常に難しいですが、個人相手に仕事をしている人はそのセンスを持っている可能性が高いです。会社など大きい組織相手だと、クライアントがデザインに対する意見や要望をしっかりとした言葉にまとめてくる傾向があるため、そういったやり方に不慣れな個人相手に仕事をし続けることができている人ほど意図を汲むセンスがあるのかもしれません。

4.誰にロゴの制作・デザインを頼めばよいか?

ここまでの解説で、ロゴ制作者を選ぶためには様々なポイントを確認した方が良いことは分かったと思います。しかしそれでも決めきれない場合は、何を決め手にすればよいのでしょうか?参考までに、当サービスでクライアント様から依頼前によく質問されることをまとめてみました。

①制作実績
デザインは客観的に評価するのが難しいものですので、実績がたくさんある=良いデザインを提供してくれる確率が高そうだと考えるようです。また実績の中に好みのロゴや、希望するイメージに近いロゴがあるかどうかも見ておられるようです。

②過去の取引先
法人のクライアント様から質問されることが多く、特に同種・同業の実績ががあるかどうかを重視される傾向があります。他にも公共性の強い会社様からは、官公庁や公共団体との取引実績があるかどうかについて聞かれることもあります。

③料金と制作過程
制作費を聞かれることはもちろんですが、どんな過程で制作を進めるかについての質問とセットで聞かれることが多くあります。決して結果だけで選ぼうとしている訳ではない、というところでしょうか。

④制作期間
納期やクリティカルな打ち合わせ・会議の日にちをお知らせ頂き、それまでに○○案出来るか、指定のデータ形式での納品が可能かについて聞かれます。スケジュール管理能力が問われるところです。

5.自分好みのデザインをしてくれるのはどこか

とは言えやはり一番気になるのは、自分好みのデザインをしてくれるかどうかについてではないでしょうか。個人で活動されているフリーランスのデザイナーの多くは自分の作風や得意な表現方法というのをそれぞれ持っています。それらが自分の好みに合っているか照らし合わせながら探す訳ですが、ネットやSNSでいちいち検索して見つけるのはかなり大変なことです。

制作会社やデザイン会社は複数名のデザイナーが社内にいるため、個人デザイナーへ依頼するのに比べ、好みのデザインを提案してくれる可能性は高まります。また社内で希望のデザインができなさそうな時は、その会社と繋がりのある個人デザイナーへ再委託するということもしばしば行われます。なお当サービスでは信頼できる個人で活動している複数のグラフィックデザイナーと契約をしており、案件の性格・性質、またご希望のデザインイメージによってその都度担当デザイナーを決定するようにしております。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか?自分に合った会社やサービス、デザイナーを見つけるのはなかなか大変なことだと思います。時間や予算も限られていると思いますので、選ぶポイントを絞ったり、バランスを考えたりしながら満足できる依頼先を見つけていきましょう。

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